当院の日帰り手術の特徴
当院では術前の診断が重要と考えています。
一見同じように思える皮膚腫瘍・皮下腫瘍でも、粉瘤、神経の腫瘍、血管の腫瘍で切除方法が異なります。
皮膚の状態からの診断が困難な場合には、画像検査を併用することもあります。良悪性の判断に迷うときは一部分を切除して診断を付けてから治療方針を決めることもあります。
当院では麻酔の方法にこだわります。
局所麻酔を行ってから5-10分程度待ってから手術を行います。麻酔は効いてくるまでに一定の時間がかかるといわれています。
麻酔を徐々に拡散させ、痛みを限りなく少なくしましょう。特に痛みの強い部分の麻酔を行う場合は、その部分の感覚を支配している神経が出ている部位に麻酔を行うブロック麻酔という方法を使うこともあります。
皮膚腫瘍・皮下腫瘍の手術方法
まずは、鏡を見ながら場所の確認を一緒に行いましょう。
皮膚用のペンを使って、どのように切除するかのデザインを描きますので、それもご自身で確認してもらいます。
その後、局所麻酔を行います。
くり抜き法
くり抜きオープン法
局所麻酔をしたのちに、円形のメスを用いて腫瘍を切り取ります。
縫合をせずに開けたままにしておき、自然に穴がふさがるのを待ちます。
くり抜き半寄せ法
局所麻酔をしたのちに、円形のメスを用いて腫瘍を切り取ります。
ナイロン糸を用いて、中央部がやや空いた状態を維持して、創を寄せます。(このとき、あえてきっちりと縫合を行いません。)
抜糸は5-7日後に行います。
皮膚腫瘍・皮下腫瘍の手術のよくある質問
保険は適用されますか?
基本的には適用されます。